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zoom RSS 『それでもぼくはやってない』

<<   作成日時 : 2007/02/04 22:18   >>

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周防正行監督の『それでもぼくはやってない』を観た。
軽妙な前作『Shall we ダンス?』から11年ぶりの周防監督の作品である。
これまで事件とか裁判のニュースを見聞きするとき、どうしても被害者の側に立って見ることが多く、無罪を主張する被疑者を疑ってしまう傾向があった。「疑わしきは罰せず」と言う言葉を聞くと、それじゃあ被害者は、被害者の家族の気持ちはどうなるの?と、つい思ってしまう。
でも、逮捕されるときの状況、取調べのやり方、起訴から裁判に至る経緯において、無実の人がさも有罪であるかのように追い込まれてしまうことがあるのだと知った。
一番ショックだったのは、裁判官が検察から起訴された被告に無罪を言い渡すということが、公職である裁判官が同じく公職である検察、警察、ひいては国家権力に対抗することを意味し、裁判官自身の出世に悪影響を及ぼすというふうに考える傾向がある、ということだった。これでは司法と行政が密着してしまい、三権分立が成り立たない。
それにしても、特に痴漢行為に関して、やったということを証明することは可能でも、やってないということを証明することは不可能に近い。他の真犯人が痴漢行為をしているところを見ていたという証言でもあればまだしも、満員電車の中で他人のことにそこまで注意を払っている人はまれだろう。それに駅についてしまえば周囲にいた人はすぐにホームに散ってしまう。
『十人の真犯人を逃すとも一人の無辜(むこ)を罰するなかれ』
被害者の立場を考えれば、この言葉にそのままうなずくことは困難だろう。人が人を裁くということは本当に難しいことだとつくづく思う。
このブログを書いているとき、Yahooのニュースに『30歳男性「落書き」誤認逮捕、9日間も拘束』というのが掲載されていた。

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